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設備屋(衛生より)の図面を8種くらいを緩く解説

 

設備の図面

 

設備の図面も代行業さんやBIMだのなんだの3Dだの

いろいろありますが、基礎的なことが全然学べないんだけど!

そもそも建築からもらう図面よくわからないんだけど!

という疑問にお答えします。

(説明者の傾向とご注意

設備といっても衛生(給排水)より、

施工よりもその前段階の見積?設計?役所より?の業務の人が

書くので、突っ込みどころは多々あるの点はご了承くださいませ。

なんかやまもりだな、やる気なくすな、一人でこの世界むりだな、

とか思うかと思いますが、実際はチームで動いているので

そんなことはないので、具体的には

見積よりの人、行政よりの人、施工よりの人、施工者屋内より配管業者さん、
外注図面屋さん、掘削より配管業者さん
建築さん、設計事務所さん、行政さん、建築営業さん、お施主さん
他業者さん

と多岐にわたります、案件(建物)規模や案件毎により

出演者は変わりますが、だいたいみんなで作っていく感じなので大丈夫です。

この中の一部を担当するときに参考になればと思います。

この記事の内容

  • 設備屋の図面(施工編)
  • 設備屋の図面(役所編)
  • 設備屋が図面作成上必要な図面
  • 雑談

 

設備屋の図面(施工編)

設備設計図(建築、設計

建築さんからもらう図面、設計事務所さんや建築の建築士さんが
書いている、シングルとかいう、1本線のざっくり設備図これを
基準、参考に他の図面と合わせて施工図や配管経路図をつくるが、
設備図をつくらない案件もある(木造などあまりないかも電気はあるが衛生はないとか)
あっても配管が書いてない、書いてあっても構造とのおさまりまで検討されていないなど

  • 機器表(建築、設計)

取り付ける衛生器具やポンプそのほかの図面衛生だと、空調だとエアコンなど取り付ける空調機器
送風機や機器すべて、変更もあるが

姿図=>承認図(建築、設計、メーカー)

姿図はだいたいこんな形でーすというイラスト
承認図はその1つ1つのメーカーが出す詳細な図面、これをベースに
施工も設計も収まりやなんやら検討している。役所にも出すこともある

ポンチ絵


現場や、連絡調整その場で書かれる概要図
系統図の概略的なもの、当該施工範囲での部材の指示など

系統図(建築、設計)

断面的に、全体的に、配管がどういう径でどこのフロアーのどの機器から
どう配管されるかの概略図、これだけで十分でないことも多いので
ポンチ絵に落とし込んで、実施工に再反映することも多い、ここから
実施工の全体が見えてくるのでここが見えていないと危険
全体の流量などを担保できている設計かそうでないかか、行政や建築の基準に沿った
規定通りの施工かを検討する部分なので、ここでの落とし込みが甘いと
大けがするので注意。なので、もらいましたはい終わりでなく再度
検討をまず行う必要がある。

外構設備図(建築、設計)

建物の外回りの仕上がりの詳細とレベルの出ている、下水のますや水道のメーターや
その配管等と他の外構工事のものとの収まり、ルート検討に必要。
ない建築さんでは、あったとしても、再度配管ルート、おさまりを再検討する
排水ならどういう、ライン、ルートで公共汚水桝まで接続するか、など

配管経路図(衛生)施工図(衛生、空調、ガス、換気、消防、電気、昇降機)

建築図面や建築の指定する施工要領や見積りなどを含め、外回りと内部の
配管経路を検討する。スリーブの入れる位置、外回りの配管と枡の位置、
給水の屋内の飛び込み位置、立ち上がり位置。
排水の立ち上がりと衛生器具からの出のルート、と順番
通気のルートと収まり、PSの位置とルートと
基礎での通せる部分、スリーブを入れる部分、入れない部分、
基礎の天端からの仕上がり面の確認。RCの場合は施工図やさんに外注
する際の梁貫通と地中梁での起点の枡のFL、GLでのスリーブ位置と
公共汚水桝までのルートと深さの確認、検討。ルートによっては
公共汚水桝の深さの変更を伴う掘削の検討、下水道本管の位置と深さ、
当該案件の敷地平米数に伴う事前協議の有無の確認。当該行政の
深さとますの種類の確認。水道であれば、所帯数と階高と給水方式に伴う
取り出し口径の確認と近隣配水管の径と位置の確認。

設備屋の図面(役所編)

役所編です。

何で役所編があるかというと、他業種さんはわかりかねますが、

設備屋さんは役所への提出図面が業種にもよりますが、多めです。

衛生中心の業種に限る部分でしかお伝えできませんが、

それ以外

排水設備計画申請図(下水道局)

下水道管理者というのがだいたいは地方自治体毎にありますので、そこの

ルールを核にして、地場の施工店が指定を(ライセンス)を持っているので、

そこに施工、無理なら申請だけ代行したりすることもあるでしょう。ローカルルールの塊なので、施工前によく確認芯しておくといいです。

雨水はここでなく道路課や開発関連の課(雨水流出抑制関連)の場合がありますので注意

給水装置工事設計図(水道局)

水道事業者(水道局)毎に指定給水装置工事事業者(地場の指定店)がありますので、

量水器の払い出し方法、給水方式毎のルールなど規定がありますので、確認するとよいでしょう

 

道路掘削図(道路課)

道路種別毎の掘削ルールがあり、場合によっては半年以上施工にかかる場合がありますので

着工前にインフラ計画で逆算して工程を組んでおくとよいでしょう。インフラ業者が代行する場合

もあります

消防設備図面(消防署)

着工前の提出工事終了後の提出について期限があり、建物う構造規模により

消防同意が建築確認の際に行われますので、設備屋さんはそれに基づいて施工する

だけかと思いますが、種類によっては設備屋さんだけで動くこともありますので

注意が必要です。

 

 

設備屋が図面作成上必要な図面

意匠も構造も全部必要建築図面全部いる

ひろいいみでは設備屋の「図面作成上必要な図面」

というくくりでは設備屋の必要とする図面となる

かもしれないので書いておきます

なぜなら配管の位置を考察、検討、おさまり

するには、

どこを配管することができるのか?

具体的には

 

意匠図

構造図

設備図

(ぜんぶです)

 

 

雑談

私、全然わかってませんね。

体系的でないというか。現場毎にウェイトやボリュームも違いすぎ

多分書き直し、でもこの記事でもGOですが。

図面ワールドは

全体的には代行業者さんや分業化を進んでいるとか、BIMとかおしゃんな話は

いいけど、素朴な疑問

「きちんと育つ人は潤沢ではない」

という人手不足感はどこでも感じます。

これ書き出すと10記事くらいになりそうなので、あれですが。

先日とあるせこかんさんが、人間の仕事ではないと意見されていました。

みんな朝一から22時くらいまでやっている世界

施工管理さんでこれですから、細かい作業を外注してウェイトを減らすのは

みきれんわ!というのが本音だろうと思います。

結果、当然ですし、全部

仲介しまっせ!楽でっせ!ばかりになる。

結果身につかず、ノウハウ残らず悪循環。の会社さん。

かといって内製で全部つぶせるほど時間と人はなし。

金優先だから。しかも土曜はやすませろ!

お金はもうからんとざさん!が会社の本ねですから。

まあ大事にしたものが残るのでしょう。

下水道での地盤高とは、使い分けとして3つあるというお話

下水道の地盤高とかいろいろあるみたいで、

建築の図面だけで見ればいいのかな?

そもそも何基準なんだろう、下水道局のいうことも聞かないといけないし

よくわからない。

という疑問をもつかたもいると思います。

本記事の内容

    • 地盤高ざっくり3種類ってなに
    • 地盤高3種はとこんなことの用途で分けられる下水が流れるまでの検討事項として必要
  • 3種の図面は基準までバラバラです。

地盤高ざっくり3種類ってなに

3パターンあるのですがそれは。

・建築図面 BM(ベンチマーク動かないもの建築の設計が決める)地盤高基準
(物件近くの動かないものマンホールなど)現場で養生テープでBMとか張られていることが多い

・宅内排水設備図面 公共汚水桝の地盤高基準

・下水道本管の下水道台帳図面 管底 TP(東京湾平均海面の地盤高基準)

です

なんでバラバラなのかは私が知りたいこの世界の永遠の謎、1つの部材とったって

呼び名がバラバラとかと同じ慣れて

具体的には

単純な言葉としては「地面の高さ」でいいのですが、

現実にはGL-(マイナス)〇〇mmとか、GL+(プラス)〇〇㎝ですとか、

GL±0とか(基準の場所)などがあります。

下水道台帳などでは

T.P.2.34mなどいう表記などで見ることが多いと思います。

単位もバラバラですね、なんのいたずらか。。

  • GL→Ground Level,Ground Line
  • TP→Tokyo Pail(オランダ語水位基準面)
  • BM→Bench Mark(マンホール近隣など動かないものを基準とする)GL=BM-300とかBMから+300が基準地盤面ということ

地盤高3種はとこんなことの用途で分けられる下水が流れるまでの検討事項として必要

なんでかと聞かれると、用途と目的が別だからです

 

なぜならば、3つともそれぞれの高さ(深さ)を地盤高という表現で

表しているから。

補足にもなるのですが、

  • 建築図面
  • 排水設備図面
  • 下水道台帳(図)

排水設備図面作成には建築図面と下水道台帳図面が必要です。

下水道台帳図面が無くてもいいですが、公共汚水桝があるばあい深さの確認

が必要です。

  • 下水道局:下水道台帳(ネット閲覧可能な下水道管理者もある)
  • 建築さん:建築図面

公共汚水桝の無い場合は下水道台帳図面で本管の土被りから、

接続可能か不可能かを検討する必要があります。

ここ大事

なぜなら

  • 本管の土被り深さ+管径+管圧*2<ますの深さ

だと流れないからです

  • 本管の土被り深さ+管径+管圧*2>ますの深さ

ではじめて宅内の排水が流れるようになりますこれを

自然流下

といい、排水設備の基本となるからです。

排水設備図面というのは宅内の下水をどう流すか?という図面です。

3種の図面は基準までバラバラです。

分け方は個人により、いろいろでしょうし、意見も分かれるところだとおもいます。

でもこの3つが主なものでしょう。

・建築図面:当該地での建物と宅内仕上がりの地盤高の上下の情報が必要ですし

・排水設備図面:最終固着箇所の公共汚水桝基準での地盤高の情報上下が必要ですし

・下水道本管:流下方向と地面でどのように流れ、排水施設へ向かっているかの情報が必要です

※下水道だと地盤が上がっていっても配管は下がることも当然あります

「必要な情報によりその地盤高の基準点はことなります」ここ大事

宅内の一戸建ての排水の施工をされるかたはそこまで毎回シビアにレベラーで見ない人も

います。そういうかたは基礎の天端からマイナスいくつが外回りの仕上がり高さかを

基準に配管されるかたもいるようです。

宅内ですと、仕上がり高さが一定でないことも当然ありますから、注意が必要です。

RC鉄筋だとレベラー使わないと安心できないと思いますが。人それぞれなので

下水道本管の図面である下水道台帳では東京などではTP(東京湾の平均高さを0)からの高さが書かれていますし、

排水設備の図面では接続する公共汚水桝を0とした基準で書かれていますし

建築図面の配置図などでは、現場近くのマンホールBM(ベンチマーク)基準で書かれています

なので、何回もいいますが、使い分けとして3つあるということになります。

なので道路の掘削だけでしたら下水道台帳基準の地盤高の理解だけでもいいのですが、

宅内排水設備の計画や、宅内の排水の施工の設計や施工をするばあいは3種類とも

覚えておいたほうが損はないでしょう。

結局〇を流すには3つへの理解が必要だからです。

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排水図面

 

通り芯と配管についてわかる範囲でお話

ある日のこと

施工管理さんの会話が聞こえてきました。

「Y1とXの2通りのあたりにあるでしょ?」

「そう、その通り芯から300のところで段差スラブが下がってるから」

は?通り?建物にとおりあんの?車が家の中とおらんし、

なんのこと?

と思ったものです。

ある程度わかったふりができるようになると

ああ通り芯の話かーまたRCの配管スペースとか取り合いの

はなしかなー?

とか妄想できるようにはなると思うのですが、

初めて聞いたらよくわらかないと思います

通り芯ってなに?施工図ではどう落とされているの?

という疑問があると思います、

そんな方へ記事を書いていければと思います

本記事の内容

  • 通り芯と配管の関係通り芯ってなに
  • 通り芯と配管の関係とスリーブ入れと墨だしと収まり取り合い確認
  • 通り芯と配管の施工図上での描かれ方でのざっくりなはなし

通り芯と配管の関係通り芯ってなに

建築さんの図面には縦とよこに「X」と「Y」記載されていて

それぞれ1,2,3と降られています。X1→X2→X3→X4→X5

Y1→Y2→Y3→Y4→Y5

だいたいは木造ですと壁の芯、RCですと梁の芯なので、

仕上がり上は見えない部分ですが、躯体の中心を基準の線として

記載されています。

これらを「通り芯」といいます。

なので、木造ですと909mmですとか、910mm間隔だったりしますが、

RCではそうでない場合が多いです。

なのでどこに何を配置し施工していくか?という基準線となり、

施工上重要な基準となり、だいたい建築さんが出していき、それを

基準に各業者さんが施工していきます。

通り芯と配管の関係とスリーブ入れと墨だしと収まり取り合い確認

配管ではだいたい、「スリーブ入れ」という

工程が仮設水道の設置の次くらいに来ます。

その施工のために「スリーブ図」という図面を施工管理は

書いています。どの位置にどの高さでどのサイズを?

という部分を落としていきます。

このスリーブ図には通り芯から配管の芯までの距離がミリ単位で記載

されています。そして、ボイド管スリーブのさや管のようなものを入れる場合

はそのスリーブの径とSL(スラブ)からの高さが記載されています。

なので、各スリーブの間隔とその径が3倍以上か?

ですとか、梁の芯≒通り芯からの離れがいくつか

などのチェックにもなります。

※梁の高さスラブ面の厚みは基礎図と基礎図の詳細図が別途必要となります

それまでに、どこに?何を?どう?という

部分を決めておく必要があります。

当然当日までの人員や部材の手配や他業者さんの乗り込み状況や

配筋などの状況なども調整しておく必要があります。

スリーブという配管のためのさや管はどこに通せばいいというわけではなく

躯体の強度に影響する部分ですから配管のルールがあります、

梁せいの1.5倍かんの面から離しましょうとか、

配管の3倍の間隔を各々取りましょうとか、

梁せいの3分の1以内の穴にしましょう

とかとかです。

他の配管(ガス、換気、上下水、通気、電気消防等)

との取り合いも決めておく必要があります。

木造はやや緩いかもしれませんが、自由では当然ないです。

配管の穴だらけで、建物壊れやすくなりましたーでは通りませんので。

各配管のルートや衛星器具等の収まり他構造体や仕上げ面との取り合いなどの

確認にも必要となります。(逆算でここまで見ておかないとこの工程ですべてが狂います

ので施工図には当然器具まで記載されています。

排水芯なども特に重要とされています。

通り芯と配管の施工図上での描かれ方でのざっくりなはなし

施工図もしくは配管スケッチを書いている施工管理さんを

見ているとまずはじめにすることは

「建築全部くれ」

といいます、木造でもRCでも

配管の納まりを検討するのにP図設備図のみ送ってくる監督さんは

結構多いです。

まず施工図を描くには全部くれ

ということです。A(意匠)、S(構造))、P(設備))その他全部です。

案内図、配置図あたりを忘れるかたも多い?

です。「全部くれ」を連呼する。まずはそれが大事です。

配管の施工図面はこの通り芯が記載されているので、

通り芯から何ミリという単位で配管をしていきます

RCなどはほぼそう、

木造でも取り合いの兼ね合い収まり検討の兼ね合いで

図面を見るものはそれを基準に配管を記載されている施工図を基準として、

施工していきます

スリーブ図

土間、外構、配管図

施工図である、配管図には大体

通り芯と配管の立ち上がりとスリーブの位置までの距離がミリ単位で記載されています。

床をコンクリで打つ前にスリーブという配管するためのさや管を入れておく必要があるので、

その位置は重要です。

コンクリで打ってから配管は基本しませんから。

また器具の立ち上がりの排水芯も記載されています。

通り芯を出すのは建築の監督さんの仕事です。

それを基準にものがつくられていくからです。

大きい現場だとそういう隅出し専門の会社さんもあるようです。

スリーブの位置の配管の芯は重要です。

躯体の構造の強度の関係からどの位置にどのサイズまでなら穴をあけていいよ

というのが決まっています。

建物の強度に影響する部分ですから特に重要です。