設備施工図についてわかる限り書いてみます

設備施工図という図面が建築の設備の世界にはあります。

そもそもそれはどのような図面なんだろうと思いませんか、

施工?施工の図面?設備、ああ、配管のことかなという感じだと思います。

そういった部分について、書いていければと思います。

当方は機械設備、衛生の設備屋さんでのお話ですので、

その点でわかる範囲での説明である点をご了承下さい。

設備施工図ってなにのためにあるの?種類は?

設備施工図ってなにのためにあるの?種類はということですが

結論からいいますと、

「施工するため」

なのですが、建築さんから頂いた図面だけでは

施工が出来ないケースがあるからです。

建物がRCの場合は特に施工図は必要です、

木造も必要ですが、

特にRCではコンクリートでは配管のやりなおしが

効かないケースが多いからです。

また、躯体にたいしてどこにどの大きさで

穴をこの大きさまでならあけていいよ

という法令での規定がありますので、

衛生の配管以外のことも考えなくてはいけません

たとえばガス屋さんと一緒に図面を仕上げたり、

そういった工夫も必要となります。

「施工管理が問題点に気がつくため」

「職人さんが施工にこまらないため」

でしょうか、

2つ目はいわずもがなですが、(いつも満点はとれない)

1つ目の「施工管理が問題点に気がつくため」

施工図を作っていたが、ここの収まりはキツイので

再度調整してもらわんといかんですとか、

結構あるわけです、実施工工程でもありますが、

こういう事前洗い出しが主な大切な管理業務上の

必要な作業と思われます。ロスが減るので、

種類としては主に、

「スリーブ図」

「外溝配管図」

「○階の見上げ、見下げ図」

というのがおもな種類と必要な順番となります。

スリーブ入れ→外部先行配管→内部配管→各階のコンクリ打ち

ですので、まずはスリーブ図と外溝図が必要となります

それを作成、確認、問題点の調整を建築さんと行い、再作図

の後、職方へ説明を行い、

おのおのの職人さんがパウチというプラ加工した

図面カバーで作って現場で持ち込まれます

設備施工図ってなにが描かれているの?

設備施工図ってなにが描かれているの?ということですが、

これは一冊本を買って勉強してくださいというのが結論です。

図解給排水衛生施工図の見かたかき方

というのがオススメです。

しいて書けば、

他の配管との取り合いと、建築躯体を含めた構造物との

あき、しん、でのスペース、などがミリ単位で書かれています。

通り芯からみり単位で記載がされています。

構造図記号なども記載されています。

梁情報など、てんばはうわばからマイナスいくつですとか、

梁番号(きそリストみてね)ですとか

梁の幅ですとか、そのふかしサイズですとか、両端なので割る2すると値が出るなど

梁の中央とハンチのサイズですとか

スラブの天端はFLのラインからマイナスいくつですとか

スラブ厚ですとか、

PBがどこにどうとか、配管はFLマイナスいくつですとか、

全部です。

きりがないです、

設備施工図である程度把握しておくべきこと

設備施工図である程度把握しておくべきこと

結論からいいますと、施工管理になったら施工図

を自分で書くか、外注で描かせてもいいが、
チェックバックと職方との打ち合わせ、他業種との

連絡調整、収まり、工程等との流れなどを

こまめに確認していくことも大事となります。

なぜなら、図面屋さんもここまでは把握できないよ

という部分もありますから、実施工の進捗にそって、

つどつどの調整は発生します。

熟練の方ですと、その場で他業種の人や監督と調整してくれる

人もいますが、全員がそうではありませんし、

また、後々の問題が発生した際はリスクをとるのは元請なので、

それが満点な対応とも限らないからです。

具体的には、監督と工程を確認し、乗り込みまでの材料、人員の手配と

その人員への図面の配布と説明、進捗の微調整、当日の他業者さんの

作業の流れ、当方の作業の流れと道具などの再確認が必要となります。

設備施工図関連で働くひとたち

設備施工図関連で働くひとたちがこの世界にはいます

それは

・設備施工図屋さん

・設備施工図CADオペレーターさん

・設備施工図CADソフト屋さん

などです

またその世界には設備の工事の主に配管などの詳細や収まりの図面用の

施工図専門の図面屋さんや、その書き手であるCADオペレーターといった人々がいます。

これらには単純に建築さんの大本の図面の電子版のCADの世界より、

より設備のうえでは一歩踏み込んだ世界があり、

その名前の通り、施工する際に必要な図面を作成する技術が必要となります。

法令に対する理解、構造、躯体に対する理解、器具配管スペースに対する理解、

他業種の配管との取り合いに対する理解などが必要となり、

施工管理技士が直接書いている場合も多々ありますが、

外注の施工図屋さんはかなりの技量が必要となってきます。

また、ミリ単位での勝負となる人たちへの図面ですので、

より細かい部分への配慮も必要となります。

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