給水装置とはなんでしょうか。
市区町村によって多少差はありますが、
大まかに言うと、道の水道管から、敷地のメーターまで
という部分になります。
当然、水道管以前の水の流れ、
メーター以降の水の流れがないと
利用はできませんが、
その中間の市町村が管理する水道管と、
敷地の所有者が管理する敷地内の水道管
の間の装置についての呼び名、
という認識でいいかもしれません。
じゃあ、どちらの持ち物?
という部分ですが、メーターは
市区町村です、(これを水道事業者としいいます、
水道局ですね)メーターより敷地よりの管は
敷地所有者です(これを需要者といいます)。
でもその間は??
水はみんなの口に入るものですから、その道の水道管の
工事には指定給水装置事業者という水道事業者が指定した事業者
しか工事が出来ません。またその事業者には国家資格を持つ
給水装置工事主任技術者という人が必要です。
厚生労働大臣からの免状の交付があります。
場所や施工方法や、技術的な面での変更のある場合は
指定業者ではなく、水道事業者が施工を行う場合もあります。
局施工とかいいます。
水道管から敷地に取り込む工事を、取り出し
とかいいます。
所有の区分は結構、自治体によりまちまちの部分もあります。
あと忘れてはならないのは、道路を掘るわけですから
それなりの費用がかかります。
なんとなく想像できるでしょうか。