排水の系統図の書き方が3分でわかる

1級管工事のコツ

設備の図面で系統図を学んでいるんだが、いまいちわからない。というか実務で書くようにと言われてもね、こまったな

という方への記事となります。

A:やっちゃだめそれ!2階より上と1階とPD(ポンプドレイン)系統は分けよう

本記事の内容

みだし)

  • 通気とはね出し作用とのこと2階以上と1階は分ける
  • ポンプ機械排水と自然流下での排水を分ける
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通気とはね出し作用とのこと2階以上と1階は分ける

 

なんでわけんの?

  • ポンプアップ地下の機械排水
  • 1階の自然流下の排水
  • 2階以上の自然流下の排水

理由は1階でのはね出し作用(圧力2階以上がつよすぎ!で1階器具であふれる、)

(よくて?)封水(ふうすい)が切れる(よくて?)流れが悪くなる

 

  • はね出し作用(あふれ)
  • 封水が切れる
  • 流れが悪くなる

があるからという理由です。

具体的には

  • 1階は自然流下(勾配での排水)でも縦に極端に落ちることがないので流速が遅い
  • 2階以上は立管からドカンと落ちてくるので1階で屋内の横主管に来た時当然流速がはやい
  • 上記2つが同じ管にあつまると、スムースに流れが流れなくなる(最悪封水切れ、はね出しで器具あふれ)

まあ、それでも、まったく流れないわけではないので、それでもいいじゃんか?

という方もおられる(?)かと思いますが、

まあ、竣工後の(不幸の電話が増えないようにするKY活動的にはNGでしょう(おい!))

入居者様とお施主様のニーズを満たすというサービスとしてはNGでしょう

なので、1階と2階より上の系統は別々で外回りのますに接続しましょう

というお話でした。

ポンプ機械排水と自然流下での排水を分ける

  • 機械排水(ポンプの回転により流すもの)
  • 自然流下(管の勾配と重力で流すもの)

は下記のように正確が別だからです

流速の  ぼ一定    あり     あり
ばらつき

流速  高め     低め     高め

機械排水自然流下1階2階以降
流速のばらつきありありあり
流速高め低め高め

と性格が別の液体を流すので、それらがぶつかるのは

避けましょうねというお話でした。

物好きのかたは本買ってきてください

管工事まわりだと実技本にありますが、

排水設備まわりだと最近まで適当排水系統図でしたね

少なくともこの点に関しては

もうh19年の過去問はのってないというこの本は証拠にはならないけど、

1級管工事施工管理技術検定実地試験問題解説集に記載されてました。

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まあ実技本とバカにできない内容というおちでした。

おさらいには勉強になったかな。

うーん資格はまずとれ!

とってから勉強しろ!

と言われました。まあそのおさらいです。

  • 学ぶ→資格とる

が普通の考えですが、

  • 資格取る→学ぶ
  • 暗記作業→実務に落とし込む

という意味でその方は言っているんだと思います。

まあ、暗記ペーパーだけだとただの読書とテストで終わりなんで

戸建て住宅ですら?2階の系統を1階の枝管や、

1階と同一のますにぶつける(接続する)ということは

やらないのが普通だと思っていたんですが、

 

  • 2階横主管→立管→外回りのますA
  • 1階横主管→立管→外回りのますB
  • AとBは同じますに接続しない

という意味です

もっと細かく言うと「段差ます、ステップ枡」あると思うんですが

あれがある理由は

会合部分(枝管と主管の交わるトイレ(し尿を含む汚水)の会合部分には)

段差のあるますをつけなさい

というルールの意味でもあるんですが、

理由は

  • 逆流を防ぐ

という意味があるくらい、会合部分は流れにくい部分なんですね。

にもかかわらず

そうでないケースがRCの建物で一部

世間の雑談であったという噂をききまして

(濁しすぎですね)

竣工後に

1階の流れが悪いとの情報が、

よくよく調べてみるとと2階より上の立管に

1階の横主管をぶつけていたとのことらしい

ですらしいですらしいです。(うわさですよっ!)

おそらくこれが原因かとおもわれます。

おさらいです

別々の系統にしてますにつなぐもの

  • 1階
  • 2階以上
  • 地下などのポンプアップ

を分けて外回りのマスにつなぎましょうということです

通気と管径もお忘れなく

 

 

 

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