
下水道の有無とか私設管とか
公設管とかわからないんだけど
台帳ってどうみるの?
という疑問にお答えします。
下水道台帳の取得方法についてお話します。
新規にアパートやマンションや商業施設などを建築設計
積算する際や、単純に土地の売買等に伴い、業者さんは、通常水道屋さんなどに依頼するのですが、
それ以前や、またその水道屋さんから、案内図と下水道台帳と
水道の管理図と配置の計画図面の送付を依頼されると思います。
このページでは
下水道台帳の大まかな取得方法や、台帳の大体のみるべき
ポイントがわかります。
下水道台帳の取得方法は2パターンあります
下水道台帳の取得方法は2パターンあります
- 1)インターネットで取得
- 2)下水道管理者(≒市町村の役所の下水道課等)でコピー
となります。
なぜならば、下水道管理者により下水道台帳の管理の仕方はまちまちだからとなります。
市役所の中に下水道課があればいいのですが、本庁舎の場合もあれば、各エリアの下水道局の場合もあります。
具体的には下水道台帳の探し方に記載してあります。
下水道台帳の取得方法は有料と無料のパターンがあります
下水道台帳の取得方法は有料と無料のパターンがあります
インターネットで下水道台帳を公開している場合はほぼ無料ですが、
下水道局や、市町村の窓口で公開されている場合は有料の場合があります、
だいたい数十円から数百円です。(首都圏主観ベースですが)
、だいたいコピー代ですが。数百円のケースもあります。
下水道台帳の探し方
下水道台帳の探し方ですが、「下水道台帳+(行政名)」で検索してみてください。
もしくは
「(市町村名)+下水道局」で検索して電話して聞いてみるのが一番はやいです。
下水道台帳のみるべきポイントは最低2つある
下水道台帳のみるべきポイントは最低2つあるのですが、
それは
- 1)土被り(道路の高さから下水道本管までのつちのある高さ)
- 2)当該地の公ます(公共下水道汚水桝、たまに雨水桝)の有無
理由としては、下水道の本管のどかぶりという深さが浅いと、
あんまり敷地の勾配にたいして深い公ますをつけることが
できないからです。
そもそも本管が当該地の前に無い場合はまた別の問題がありますが、(新規に敷設すること)
もうひとつは公ますがない場合もあります。
当該敷地に既存のますが下水道台帳に記載されていないばあい、
公費または自費により、
新規に敷設する必要があるからです。
下水道台帳のみるべきポイントで本当に大切なのは
下水道台帳のみるべきポイントで本当に大切なのは
現場とのすり合わせです。現場はこうなっているけど、
どうなの?という「下水道台帳+現況」ということです、
その上で水道屋さんや下水道局と相談するということです。
実は現場と台帳が違うということは結構あります。
また、計画上下水道本管が浅い場合は、タテモノの
構造によっては深さがとれないという、非常に
重要な条件となりますので注意が必要です。
また、本管の深さがあっても、他の企業の管により、
掘ってみても勾配がとれないというケースもあるので、
より注意してみるようにしましょう。