
水道局や市町村などの水道課などから水道料金の請求書が
数ヶ月に1回届くことがあるけど発生する人としなひとが
いるらしいし、どういう計算?
という方向けの記事となります。
なんで水道代だけでなく下水道代もはらうの、
そもそもどうやって計算しているのなど、の
疑問に水道屋さんの中の人がお答えします。
下水道代ってなんだろう、発生する場合としない場合がある?
結論からいいますと、下水道代は公共下水道が家の前にありつながっている場合、
発生します。
なぜならば、その下水道を管理している(下水道管理者という)ひとたちが請求しているから
です。
具体的には、その下水道本管があり、
そこに対してつないでいる場合にから発生します。
逆に言えば、「下水道本官があって繋がっている」≒「供用開始」と下水道用語でいいます。
が行われていない、(たとえば浄化槽を各家で使っている場合など)エリアの家などでは、
基本的には下水道料金が発生しない場合が多いです。
ただしこれは例外的で全体的な下水道事業の流れとしては、公共下水道を普及していう方向となりますので、
供用開始されてるエリアは3年以内に公共下水道につないでね、というお達し?もあるくらいです。
ただ、下水道管理する人たちも、使っていない人に請求するわけにもいかないので、
こういうふうに分けているというわけです。
下水道の本管を入れるのも税金が結構かかりますので、小さい市町村などにとっては負担が大きいのも現状です。
下水道代ってなぜ水道料金と同じなの
下水道代ってなぜ水道料金と同じなの
結論からいいますと、水道メータで計量(けいそく)できるからです
なぜならば、水を使った分だけ、その分下水もながしますよね?ということです。
ぐたいてきには
水道メーターで何トン(なんりゅうべい1トン≒イコール100りゅうべいという)使った分だけ
下水も料金が発生します。
その金額は市町村(下水道管理者)によってばらつきがあります。
東京だと23区と市町村毎に違いがありますので、
キになる方は23区のホームページ、市町村は市町村の下水道課などの窓口で
確認するとよいでしょう。
下水道代がたくさんかかりそうなとき(設計者、建築さん向けのお話)
下水道代がたくさんかかりそうなとき(設計者、建築さん向けのお話)
結論からいいますと東京のケースですが、
1000平米の敷地、3000平米の床面積、1日50トン(立米)以上の
ケースは事前に下水道管理者と協議を行う必要があります。
なぜならば
たくさん使うなら、回りの下水道本巻などに影響を与える可能性がありますので、
事前に問題がないように打ち合わせしましょうね。
ということです。
ぐたいてきには
宅内の雨水の処理の方法(浸透施設の有無、計算方法など)、や固着箇所(下水のます)
の数と本管までの取り付け管の径、材質、流出(下水を出す量)などから、
場合によっては下水のますの数を増やしたり、使わないのは撤去したりの指示が行政(下水道管理者)
から出ることがありますなので、積算上も、施工上も非常に重要な事前の打ち合わせになりますので注意が必要です。
下水道管理者によって方針が変わる部分ですので、特に設計者さんはご注意ください。